国際ワークショップ
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日付
2015年 2月 25日
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場所
かつしかシンフォニーヒルズ・アイリスホール 東京都葛飾区立石6-33-1
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Organizer
外務省・国際移住機関(IOM)・葛飾区
日本社会の高齢化とグローバル化に伴って,いかなる人にも不可欠な医療は,日本で生活している外国人や新たな来日外国人との社会統合を図る上で,取り組むべき重要な分野の一つとなっています。
2020 年には東京オリンピック・パラリンピックを開催予定であり,また,同年までに2,000 万人の外国人旅行者の訪日を目指す観光立国を掲げています。その一方で言語の面での不安から医療機関での治療をためらう外国人が少なくないとして,医療通訳の育成・多言語対応をはじめとする,外国人患者の受入れを促進するような医療体制の整備を図る必要性も指摘されているところです。
今後の中長期的な社会のあり方を考えるにあたり,外国人材の活用は我が国にとって喫緊の課題となっています。観光等の短期滞在者のみならず,日本で活躍する外国人材にとっても安心な医療体制を整備すると同時に,日本に中長期に在留する外国人材が多言語・多文化スキルを生かしつつ,医療の場で活躍しうる環境を整えることが求められていると言えましょう。
以上を踏まえ,本ワークショップでは,「医療分野における外国人と外国人材 -コトバと文化の壁を越えて-」をサブ・テーマとして,主に以下の3点について議論します。
- グローバルな時代の医療のあり方と「外国人の医療」
- 医療現場で言語・文化の壁を越える橋渡し役を担う「医療通訳」
- 医療分野における外国人材の社会への貢献と将来の「外国医療人材活用の方向性」
本ワークショップへの参加をご希望の方は,以下の要領でお申込みください。皆様のご参加をお待ちしています。
プログラム(予定)
日・英同時通訳付 以下敬称略
13:30 司会による進行方法の説明
13:35 開会の辞
中山泰秀(外務副大臣)(予定)
青木克徳(葛飾区長)
13:45 基調講演
ウィリアム・レイシー・スウィング(国際移住機関(IOM)事務局長)
14:00 休憩
14:15 外国有識者によるプレゼンテーション
ソムアッツ・ウォンコムトォン
(タイ出身・教授,ホアヒン・バンコク病院病院長,バンコク・ドゥシット・メディカル・サービス(BDMS))
14:35 体験談A
エハーシト・ピンキー・アルバレス
(フィリピン出身・ケアポート板橋(健育会グループ)介護福祉士)
14:50 体験談B
村松紀子
(医療通訳研究会(MEDINT)代表,兵庫県神戸市)
15:05 休憩
15:25 パネル・ディスカッション
議長:中村安秀
(大阪大学大学院人間科学研究科教授,医療通訳士協議会会長)
パネリスト:
イザベル・アローチャ(元IMIA(日本語訳:国際医療通訳者協会)エグゼクティブダイレクター)
ジュリア・ロングボトム(駐日英国大使館公使)
館林牧子(読売新聞東京本社編集局医療部次長)
水田秀子(公益財団法人かながわ国際交流財団専務理事)
レシャード・カレッド(医療法人社団健祉会レシャード医院院長,静岡県島田市)
16:55 閉会の辞
三好真理(外務省領事局長)
17:00 終了