インドネシアを襲った第二の津波 2005年1月 長嶺義宣

スマトラ沖地震・津波被災者支援の現場で活動する職員からの報告です。

インドネシアを襲った(?)第二の津波

2005年1月31日

IOMインドネシア・バンダアチェ事務所
長嶺 義宣(ながみね よしのぶ)

インドネシアにやってきた第二の“ツナミ”をご存じですか。被災地の映像が届くにつれ、世界に同情の輪が広がり、この小さなスマトラ島に、赤十字から、軍隊から、一人っきりで活動するNGOから、1,000人からなる自衛隊まで、あらゆる援助関係者や援助物資が押し寄せています。この第二の津波もまた突然やってきましたが、これは被災地にとって非常にありがたいものでした。人口の半分が地震の犠牲となりましたが、残された半分の人たちは、この国際支援の流入によって何とか餓えや病気をしのいで生活しています。

そんな中、IOMが休みなく援助物資の輸送を請け負っていることを誇りに思います。しかし、全てのニーズを網羅している訳ではないこともまた事実です。まずは援助物資の供給ラインを整えることに尽力しています。現場での調査を基にIOMがリストアップした援助物資は、民間機、軍用機で空輸され、IOMが村々に輸送し、現地NGOや国際NGOが被災者への配布を担当します。毎日ご飯とゆで卵しか食べられないという厳しい生活環境ですが、この国を後にするとき後悔のないよう、最善を尽くして活動したいと思っています。