ロシアで動物園を営むウズベキスタン出身のウスマンさん

世界各地の移民のストーリーをウェブサイトやソーシャルメディアなどで紹介して、人の移動や移民のポジティブな側面を伝える、IOMの‪#iamamigrant‬ キャンペーン(http://iamamigrant.org/)(敬称略)

「どこに住んでいようと、世界は相互の信頼と優しさの上に成り立っていると思います」

usman

 

私はウスマンといいます。今はモスクワに住んで、仕事をしています。生まれはウズベキスタンで、ロシアには3年前に家族と来ました。自分が成長するための機会を求めてモスクワに来ました。ここは故郷よりも多くの機会に恵まれています。

人びとをもっと幸せにする仕事をしたいとずっと考えていて、モスクワで子どものための小さな動物園を何とか開園することができました。最初はそう簡単にはいかず、ビジネスの立ち上げの際には、自分に取り入って騙そうとする人たちと立ち向かわなければなりませんでした。同時に、誠実に私を助けようとしてくれる多くの人たちにも出会いました。

その中に一人のロシア人女性がいました。彼女は現在のビジネスの開業と登録を手伝ってくれました。新しいビジネスに誰かを迎え入れるにはリスクが伴うことはわかっていました。しかしこの女性は、子どものいる家族が動物たちと遊び、楽しい時間を過せる場所を作りたいと真剣に考えていることがわかりました。間もなくして、彼女は私の本当のビジネス・パートナーになりました。私は自分の気持ちに従い、リスクを選びましたが、それは正解だったと思います。そのおかげで夢が現実になったのですから。

モスクワはとても大きな都市です。ここには多くのニューカマー、海外からの移民、またロシア国内からの移住者も多く住んでいます。モスクワでは多くの言語が話されていますが、ロシア語と英語が一番よく使われています。モスクワは居心地がよく安全ですし、住民とは自由にコミュニケーションがとれます。私の子どもたちが大きくなったら、モスクワにある学校に入れて、良い教育を受けるための機会を与えてあげたいと思います。私自身の将来については、幸せで、事業を成功させたいです。

今までの人生で、多くの異なる国籍の人たちと出会ってきました。私は悪い国籍というものはないと考えています。悪い人たちはいると思いますけど。一人の人間の行動で、その国全体を悪く思うのはフェアではないと思います。もし誰かがウズベキスタン、キルギスタン、タジキスタンから来た移民は悪者だというのであれば、それはただの偏見です。あるいは誤った異文化理解の結果なのかも知れません。

私たちはお互いにもっと知り、理解しあうべきです。お互いのことを信頼し、自分と違う国籍や文化が異なる人たちを恐れずにいるべきです。自分の経験から、どこに住んでいようと、自分の周りの人たちの国籍がどこであろうと、世界は相互の信頼と優しさの上に成り立っていると思います。

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