ヨルダンで暮らす日本人ユイさん

世界各地の移民のストーリーをウェブサイトやソーシャルメディアなどで紹介して、人の移動や移民のポジティブな側面を伝える、IOMの‪#iamamigrant‬ キャンペーン(http://iamamigrant.org/)(敬称略)

「ヨルダンに来て淋しいと思ったことは一度もありません、ここでは友情の意味が大きいのです」

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2009年、友人にシリアへ旅行に行かないかと誘われたとき、ユイは断ろうと考えていました。「中東は安全でないという印象がありましたが、友人に強く誘われて行くことにしました。食べ物はおいしく、人が親切で、建物はとてもきれいでした。私は行ってすぐにこの地域が大好きになりました。」

「日本に帰った後、まだ仕事についてはっきり決めていた訳ではなかったのですが、日本で一生働き続けたいとは思っていませんでした。日本以外の国で働いてみたいという思いはいつもあって、そうすることで世界を巡り、違った視点から世界を見られると考えていました。そんな中、大手の旅行会社でヨルダン勤務の仕事をみつけました。日本人に私のようにこの地域を好きになってもらうために、役に立てるチャンスだと思いました。」

ユイの今の仕事は、日本人観光客をヨルダンへ案内し、ぺトラ、死海、ワディ・ラムといった観光地へ連れて行くことです。「新しいことをしていると思えるので、本当にこの仕事が大好きです。ヨルダンにはそれほど多くの日本人は住んでいません。会社の中で日本人は私一人なので、観光客に来てもらうための私のアイディアは真剣に聞いてもらえます。日本人が訪れる場所で、現地のおもてなしの心が伝わるようにすることが私の仕事です。」

こうして、彼女はアンマンでの新しい生活を築きました。「ここの人はとても親切で、私が病気のときには友人がお見舞いに来てくれました。また近所の人たちは自宅に夕食にも招いてくれます。ここで淋しいと思ったことは一度もありません、ここでは友情の意味が大きいのです。」

それにも関わらず、日本が恋しくなるときがあります。「こちらで家族や友人同士の強い絆を見ると、ときどき日本の家族のことが恋しくなります。母がこの地域のニュースを見ると、どの観光地にも行かないでと電話をしてきます。でもお母さん、それって私の仕事なの!」

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