イギリスで暮らすマレーシア出身のロイスさん

世界各地の移民のストーリーをウェブサイトやソーシャルメディアなどで紹介して、人の移動や移民のポジティブな側面を伝える、IOMの‪#iamamigrant‬ キャンペーン(http://iamamigrant.org/)(敬称略)

「どこで生まれ育ったかはあまり関係ないわ、その国での一人ひとりの貢献が大事なの」

lois

 

ロイスはマレーシアで生まれ、彼女の母親は看護師として働いていました。仕事のためイギリスへ行くこととなり、その後まもなくしてロイスも母親の後を追いました。

「13歳の頃、母と暮らすために、マレーシアの友だちと家族を残しイギリスに行きました。熱帯の国からイギリスに来て、すべてが不思議に思えました。その年の冬、はじめて雪を見たことをまだ覚えています。数学の授業のときに『空から白いものが落ちてくる!』と叫びました。先生は私が雪を見るのが初めてだったことに気付き、その日の残りの授業は外の運動場で遊ばしてくれました。」

ロイスは20年近くイギリスで生活し、現在はイギリスが自分の故郷だと言います。現在ロンドンで事業継続(Business Continuity)のアナリストとして働きつつ、タッチラグビーの選手として活躍しています。成人女子部門のイギリス代表に選ばれ、2014年の全ヨーロッパ選手権では金メダルを獲得しました。

「スポーツは私に多くのものをもたらしてくれました。イギリスの代表になれてうれしい反面、それをお返しする責任も感じています。」また彼女は公務員向けのタッチラグビークラブ(CSSCタッチ・ロンドン)の立ち上げにも携わり、現在150人以上のメンバーが定期的に活動を行っています。

「『移住者』、『移民』という言葉はネガティブなニュアンスと関連付けられがちです。このネガティブな見方は変えていかないといけないし、イギリスにいる人は移民のことを友人、近所、同僚、伴侶だとわかっているのです。移民は、イギリスと言う国・イギリ経済にとって、文化の多様性、知識、経験をもたらしてくれる財産なのです。どこで生まれ育ったかはあまり関係なく、一人ひとりの貢献がその国にとって大事なのです。」

英語版はこちら