ドイツで暮らす日本人音楽家ナオコさん

世界各地の移民のストーリーをウェブサイトやソーシャルメディアなどで紹介して、人の移動や移民のポジティブな側面を伝える、IOMの‪#iamamigrant‬ キャンペーン(http://iamamigrant.org/)(敬称略)

「音楽のために移民として暮らしています」

naoko

 

「私は1996年、20歳のときに音楽を勉強するためドイツにやって来ました。卒業後こちらで音楽家として仕事を見つけて、現在はピアニスト、ピアノ教師また聖歌隊指揮者としてベルリンで働いています。

当初からドイツでの生活に困難は感じませんでした。ベルリンの人たちがよくしてくれたおかげで初めから順調に生活できました。ドイツ語はゲーテ・インスティチュートで学び、またそこでも色々とお世話になりました。ドイツ人は本当に気さくで正直な人たちだと思います。

ピアノを教え、自分の音楽知識をドイツで活かすことが現在の生活につながっています。

日本のことをそれほど恋しいとは感じませんが、日本にあるような大きなデパートであったり、24時間営業の持ち帰りのお店であるようなコンビニといったものが恋しくなるときがあります。

音楽家としては日本の古典音楽をもっと聴き、古典劇も見たいと思います。今はドイツにいることが幸せで、音楽家として仕事をするには良い場所だと思います。

ドイツ人との関わりで誤解が生じるというのはあまりありません。ドイツ人は正直でそれは良い部分だと思います。日本人は時にあいまいで自分の意見を表に出さないことがあります。ここドイツでは人びとははっきりとものを言い、考えていることを包み隠さず話します。私はドイツ人のそういう部分が好きで、そこが日本とドイツの違いだと思います。

今でもRとLの発音がはっきりと区別できないので、ドイツ人にそれを笑われることがあります。私の発音が面白いようです。」

ナオコさんは自分が選んだ国の人たちのそういった反応に関して気を立てることはないそうです。常に出身の神戸を故郷と思っていますが、彼女はベルリンでの生活を続ける予定です。

「私の故郷は港町で、故郷とは海と山なのです。」

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