架け橋教室(-2014)
定住外国人の子どもの就学支援事業(2014年度末まで実施)
- 架け橋教室 -
「定住外国人の子どもの就学支援事業」は、2008年秋以降の景気後退により、不就学・自宅待機となっている外国につながる子どもを対象とした支援として実施されました。子どもが地域で孤立しないよう、日本語等の指導や学習習慣の確保を図るための場として「虹の架け橋教室」を設け、主に公立学校への円滑な転入が出来るようにすることを目的としました。
IOMは文部科学省からの拠出を受け、2009年から「子ども架け橋基金」の運営を行い、実施団体の公募、審査、モニタリング等を行いました。
この事業は当初、2009年度から3年間、緊急的な対策として実施する予定でした。2008年秋以降の景気後退により、外国人の保護者の雇用が不安定となり、子どもの就学への影響が心配されたことを背景としています。その後、2012年度以降の事業継続につき、政府において検討が重ねられました。具体的には、日系定住外国人施策推進会議がまとめた「日系定住外国人施策に関する基本指針」(2010年8月)および「日系定住外国人施策に関する行動計画」(2011年3月)に、当事業継続の検討が盛り込まれました。また、地方自治体や実施団体等からも、依然として就学が困難な状況にある子どもたちが多いことが指摘されるとともに、継続に向けた要望が多く寄せられました。これらの状況から、期限を延長し2014年度末まで事業を実施しました。
実施内容について詳しくは、以下のページの成果報告書をご覧ください。
「定住外国人の子どもの就学支援事業」(虹の架け橋事業)成果報告書→ 2015年4月発行
事業のようす→
「架け橋教室」の概要
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